会社概要―Company profile



社長からのメッセージ

ネットコアは時代を先導する!

技術者にとって幸せな時代です。数百年に一度というレベルの変革期に直面しています。コンピュータとネットワークの応用が、人の生活、企業の活動、文化や政治、国際関係すべてを変化させつつあります。この最高の舞台において、技術の本質を追求し、その使い方を考え、提案する仕事は、技術者にとって究極のやりがいといえるでしょう。

そのような背景の中、当社は2002年の設立以来、

コア技術の研究開発と
コア人材の育成を通して
次世代インターネットに貢献する

という経営理念のもと、IPv6、MPLS、NGN、計測技術など次世代インターネットが社会基盤となるのに必要な技術を研究開発するとともに、一方で業界をリードするべくさまざまな活動を行ってきました。幸いにも業界でも第一人者クラスの仲間があつまり、いくつかの成果もあげることができたと自負もしています。

その当社も設立から5年経過しました。その間に、われわれが当初から描いてきた次世代ネットワークの時代も目前となってきました。今まで研究開発や業界活動を中心とした「貢献」を主に進めてきた当社も、事業化を通じた「貢献」をあわせて目指し、心機一転、体制ややり方などから見直しました。当社は最先端の技術の研究開発とその技術を用いたイノベーション創出業務に特化します。事業はそのイノベーションというタネをもとに、インテックグループあるいは新規事業会社で行うというモデルを目指します。

時代を先導する会社としてこれからも精進してまいりたいと思います。みなさまのご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。

以上
株式会社インテック・ネットコア
代表取締役社長 荒野 高志

今という時代背景と、通信分野の目標

今は技術が世の中を変革させつつある時代です。「第三の波」で著名な未来学者アルビン・トフラーはその最新刊「富の未来」において、今起こっている革命的な変化は産業革命に匹敵するか、それを上回るような激変であり、これにより新しい生活様式と文明が生まれつつあると述べています。経営の神様ピーター・ドラッカーも、現在、数百年に一度の大変革期の最終フェーズであり、それは2020年に終わるだろうと予言しています。

前回の大変革である産業革命においては蒸気機関という技術が大きな役割を果たしました。まず一次的な変化として、動力を得た工作機械は肉体労働者の生産性を向上させ、蒸気船・蒸気機関車は人間の行動半径を大幅に広げました。変化はこれだけにとどまりませんでした。工場や機械という資本をもつ資本家と工場で働く労働者という2つの階級を生み、労働者の阻害という問題を引き起こしました。このような状況から、資本主義と社会主義という2つの大きな異なるシステムが成立し、のちにこれが大きな争いの種となります。資本主義は株式という仕組みにより、お金を循環させ、事業を拡大的発展していく方法を確立しました。これを上手に行うための経営学や経営のプロという分野が登場し、利益至上主義により企業が運営されていきます。一方、工場労働者に代表される一般民衆は「大衆」としてとらえられました。大衆への娯楽や情報提供の仕組みとしてのマスメディア、大衆への教育はマスエデュケーションとして、大量で画一的、効率的な社会の仕組みが取られるようになりました。

現在、起こっている変革はコンピュータとネットワークがドライバーとなっているものです。最終的にどのような社会になるかは、トフラーやドラッカーですら予言不能と述べていますが、それでもその片鱗はあちらこちらに見ることができます。当初、コンピュータは科学計算をはじめとする計算の高速化から始まり、ストレージの大容量化により人の記憶の外部化に成功しました。これはホワイトカラーの生産性向上を意味しました。まさに知識情報化時代の幕開けであったわけです。1980〜90年代のインターネットの登場と並行して、単なる生産性向上以外の変化が表れはじめました。たとえば、googleは世界中の情報の組織化を目指してサービス提供をしており、単なる情報量の変化だけでなく、情報を探し出すというプロセスやその質を全く変えてしまいました。また、インターネットは時空間を超えた人と人との協調を可能にしています。互いに顔も名前も知らない人同士が情報交換し、価値を付加しあうことができます。ブログやSNS、集合知による百科事典wikipediaなどがその例です。さらにその上にgoogleやamazonは広告ベースのビジネスモデルを確立し、これらの連携を単なるボランティアレベルのものではなく、お金の流れを含めたビジネスの形として成立させつつあります。こういう動きはグローバルに地球規模で起こっており、国際的分業の大きな波につながっています。一方、一般民衆レベルでも意識の変化が起こっています。マス社会から個人や個性が重視される世界、多様な価値観をベースにした文明が成立しつつあるのです。

今後、インターネットはIPv6やNGNという「改良版」を得て、単なるコンピュータネットワークから、車、家電、センサーなどさまざまな「もの」までを接続するネットワークに成長します。これにより、情報通信産業は、現在ITという言葉から想定される「コンピュータによる業務の側面支援」といった感じのものから、すべての産業のすべての業務を支えるようなプラットフォームビジネスに変容していくでしょう。現在、通信と放送の融合というキーワードが話題となっていますが、これは情報通信とANY産業との融合とでも呼ぶべきものです。実際、ほとんど新しい産業分野ともいえるような規模のものが登場すると予想しています。

一方、こういった技術や企業の動きに対し、生身の人間はすぐには追随できないものです。産業革命の時代にも、マスメディアの登場時にも起こったような疎外感や退廃感が、現在も一部で起こりつつあります。人間の価値観自体も時間をかけて変化していくでしょうが、これを和らげるような社会的な仕組みも当然必要となってくるでしょう。

イノベーションをどのように創造するか?
研究開発会社というビジネスモデル
No.1であるということ
人材が育つ環境とは