株式会社インテック・ネットコア(本社:東京都江東区、社長:中尾哲雄、以下インテック・ネットコア)は中国最大のソフトウェア・ソリューション企業グループ、NEUSOFT(ニューソフト、中国名:東軟集団、本社:遼寧省瀋陽市、劉積仁 総裁)とIPv6ネットワークについてのセキュリティモデルの共同研究を開始しました。
本共同研究では、インテック・ネットコアの持つ次世代プラットフォーム技術およびIPv6ネットワークに関するノウハウと、NEUSOFTが持つファイアウォール・セキュリティ技術を組み合わせることで、全く新しいセキュリティモデルを確立、ソリューション提供を目指します。2004年12月までに、両社の技術を連携させ、端末単位での暗号化通信制御とアプリケーションの利用管理を組み合わせた、より緻密できめの細かいセキュリティ環境を実現するミドルウェアを開発します。当初は、暗号化通信を端末毎に管理する機能や既存ネットワーク構成への組み込みと利便性の向上を目的としたファイアウォールとの連動機能などを提供します。
本共同研究は、「次世代インターネットIPv6日中協力プロジェクト」の研究テーマの一つとして採択されており、日中両政府の支援の下、来春の成果報告会目指して、開発と実験を進めています。
なお、今回の研究開発にあたり、株式会社ディアイティ(本社:東京都江東区、代表取締役:下村正洋)の協力を得て、同社のIPv6 端末間通信セキュリティ技術を採用しています。
インテック・ネットコア専務取締役技術本部長であり、IPv6 Forum 理事も務める荒野高志は、以下のように述べています。「ファイアウォールモデルと端末間通信のセキュリティモデルが融合することで、より緻密で全く新しい企業網管理が可能になります。今までのインターネット技術や製品は米国発のものが大半ですが、これからはブロードバンドやIPv6などアジアが先行している市場に支えられて、アジア発の技術や製品が育っていくようになると期待しています。この共同研究がそのひとつのきっかけになるように活動していきたいと考えています。」
また、NEUSOFT副総裁のZhao Hongshi氏は、本協業開始について以下のように述べています。「『次世代インターネットIPv6日中協力プロジェクト』は、日中両政府の支援の下、両国政府の研究機構及びIT企業が参加しているハイテク協力事業です。この共同研究をきっかけに、日中両国のネットワーク技術とそのアプリケーションを発展させ、アジアからの技術発信や製品開発が活発になることを期待しています。NEUSOFTは、セキュリティノウハウと製品提供体制と技術体系を重要と考え、ネットワークセキュリティ分野において研究・開発を重ねてきました。この共同研究では、IPv6による次世代インターネット環境のファイアウォール、侵入検査システム及びCA認証システムの研究開発のサポートなどを行います。この次世代への挑戦が必ず成功すると信じています。」
