業務内容―Work contents



ネットワークプラットフォーム研究開発グループ

研究概要
高信頼研究
研究開発の内容

インターネット上の通信に関する品質・信頼性の計測・可視化技術の研究

ネットワークの信頼性向上のためには、何よりも信頼性の数値化と計測・監視や可視化を行う必要があります。インテック・ネットコアでは、これまでのネットワーク監視の枠を超えて新しい計測・監視のコンセプトを提唱します。

これまでの計測・監視の仕組み
  • 業者に閉じた、ローカルな環境
  • サービス提供者の視点から網を監視
  • 障害・異常などの特殊な状態を監視
ネットコアの目指す計測・監視のコンセプト
  • 事業者を越える、グローバルな環境
  • 利用者の視点から「通信」や「サービス」を監視
  • スループットや遅延など、性能・品質を計測
計測・監視〜可視化の例
  • ネットワークトポロジとトラフィックを可視化
  • トラフィックマトリクスの計測
  • クラス別トラフィック計測
  • フロー単位のサービス品質の計測
  • 経路情報をもとにしたトラフィックシミュレーション
  • インタードメイン環境における信頼性計測と可視化

MPLS/IP ネットワーク監視・運用ソリューションの研究開発

次世代インターネットのバックボーンでは信頼性の高い通信サービスを実現するために、MPLSのプロテクション (Protection) 技術や高速な経路の切り替え技術などを利用します。インテック・ネットコアは、これらの技術をコアとした信頼性の高い次世代バックボーンネットワークの管理を行うための統合的なソリューションを開発しています。

次世代バックボーンの監視・運用ソリューションモデル
■次世代バックボーンの監視・運用ソリューションモデル

マルチホーム技術の研究開発

マルチホームとは?
図

ウェブ、メール、VoIP等、サービスやアプリケーションによって適切な信頼性の基準を定義し、評価・検証を行います。


ネットコアの技術の特長は?

これまではBGP4などプロバイダレベルの高度な技術を必要としていました。インテック・ネットコアでは、中小組織やSOHOなどでも利用できるマルチホーム技術を研究・開発しています。

モバイルIP技術の応用

インテック・ネットコアで研究・開発しているマルチホーム技術はMIP (Mobile IP)を応用したものです。ユーザに仮想的なアドレスを割り当てることで、物理回線と論理接続を分離することが可能になりました。

回線品質・回線状態から経路を決定

インテック・ネットコアは、マルチホーム環境で回線品質や回線状態を観測・通信を行う際に、より適した回線を利用する技術を独自開発。 複数回線を使い分けて通信障害や回線の混雑を回避します。

次世代ルーティングアーキテクチャの研究開発

インターネットでは、次世代インターネットに向けて、トラフィック分散や品質・信頼性を考慮したトラフィック制御など新しい「経路制御(ルーティング)」の仕組みが必要とされています。インテック・ネットコアでは、より柔軟で粒度の細かいトラフィック制御が可能な次世代ルーティングアーキテクチャの研究開発に取り組んでいます。

現在の経路制御技術は・・・

以下のような問題を抱えています。

  • 宛先アドレスブロックの単位でしか制御できない
  • アプリケーションや品質に応じた制御ができない
  • Hop by Hop であるため「パス」の概念がない
次世代ルーティングアーキテクチャの研究開発では・・・

次のような機能を持つ、新しい経路制御の仕組みを検討・研究しています。

  • 地域性を考慮したトラフィック制御を実現
  • 品質・信頼性を考慮したトラフィック制御を実現
  • インタードメイン環境での「パス」の概念の導入

スムースアップデート -サービスを停止させることなくソフトウェアのバージョンアップを行う技術の研究開発-

スムースアップデート
図

プログラムの一部分のみをダイナミックに置き換えることにより「通信に関わるセッションや状態」、「ファイルディスクリプタ」、「データベース」に影響を与えることなく、ソフトウェアのバグフィックスや機能追加を行います。


適用例 #1 <サービス停止を回避>

これまではBGP4などプロバイダレベルの高度な技術を必要としていました。インテック・ネットコアでは、中小組織やSOHOなどでも利用できるマルチホーム技術を研究・開発しています。

適用例 #2 <通信断を回避>

ルータやスイッチなどの通信機器のファームウェアの入れ替えは、通信断や通信障害を伴います。スムースアップデート技術により、通信に影響を与えることなく通信機器のバグフィックス・機能追加が可能になります。